春を通り越して、いきなり夏がやってきたような、ここ数日の安曇野。
毎年楽しみにしている地物のイチゴや真っ赤なルバーブが出回り始めました。アメリカンチェリーもこの時期だけの旬の味です。真っ赤な果実や野菜が、初夏の到来を教えてくれるようです。
香りのよい花も次々と咲いて、ハーブティも美味しい季節です。
新しく始まったメニューのお知らせです。
イチゴのミッレフォーリエ
甘くてとても美味しい安曇野の路地のイチゴとカスタードをパリパリのパイ生地ではさんだ毎年人気のデザートです。
焦がし小麦のオレキエッテ
南イタリア、プーリア州の郷土パスタです。その昔は粗食、今では逆に貴重なものとなったグラノ・アルソ(焦がした小麦)とセモリナ粉で作る耳たぶ型のショートパスタです。季節の野菜とアンチョビのオイルソースでシンプルにお出ししています。モチモチの食感と香ばしい小麦の風味をぜひご賞味ください。


飲むお酢、今年も始まります。
5月下旬から8月いっぱいくらいまで、安曇野の旬のフルーツやハーブを自家製のお酢に漬け込んだドリンク(現在は2種類)をご用意しています。
ミント&ビネガーソーダ(自家菜園のミント+自家製りんご酢)
イチゴ&ビネガーソーダ(安曇野の路地イチゴ+自家製赤ワインビネガー)
6月頃には色々なベリーをビネガーに漬け込んだサワーや赤シソソーダも始まります。食欲増進、疲労回復など、美容と健康にも良さそうな「飲むお酢」はいかがですか?食前酒にもぴったりです。
気持ちの良い晴天の日が多く、とても穏やかな2月の安曇野です。
メニューの変更のお知らせです。
毎年恒例のカルボナーラが始まります。パスタは大きめのリガトーニ。素材は安曇野の新鮮な卵、良質のイタリア産チーズ、自家製のパンチェッタ・アフミカータ、挽きたての黒胡椒。シンプルですが、とても風味豊かなカルボナーラです。
そして、イタリアデザートの代名詞ティラミスもメニューに加わります。エスプレッソを染み込ませたビスケット、ザバイオーネとマスカルポーネのソースに、カカオパウダーを振ったクラッシックなティラミスです。
先月からお出ししているトルティーノ・ディ・ジャンドゥーヤも大変好評です。トリノ名物のヘーゼルナッツ風味のチョコレート(ジャンドゥーヤ)がとろりとろける温かいチョコレートケーキです。
なぜか冬になると濃厚な卵やチーズ、チョコレートが無性に食べたくなります。今年も冬のクラシコ定番メニューをご用意して皆様のお越しをお待ちしています。どのメニューも3月いっぱいくらいまでを予定しています。



風がすっかり冷たくなりました。
これから一気に紅葉が進むのかなぁと毎日景色を眺めています。
栗のデザートのお知らせです。
安曇野の新栗をジェラートにしてお出ししていましたが、明日よりモンテ・ビアンコに変更となります。
大粒の安曇野の栗の渋皮煮で作ったマロンクリームをご注文頂いてからたっぷり絞り出して、焼きメレンゲとあわせるイタリア版モンブランです。毎年恒例の人気メニューです。(11月初旬くらいまでを予定しています。)
そして、イタリアからも美味しい初物が届きました。
この秋に収穫した最初のオリーブでつくるノヴェッロ・オイル。
無濾過の搾りたてのオイルは、オリーブの果実ジュースのようです。
1年に1度、この時期だけのフレッシュな香りと上品で力強い風味をぜひお試しください。
秋の食材をたくさんご用意して、皆様のお越しを心よりお待ちしております。
今日は久しぶりに、とても暖かい1日でした。
週末はあいにくの雨の予報ですが、15℃近くまで気温は上がるようです。
メニューのお知らせです。
美味しいほうれん草がたくさん出ていたので、自家製のリコッタチーズと、地物のほうれん草をたっぷり詰めたラビオリを少量ですが仕込みました。
庭のセージが雪で埋もれてしまったので、定番のセージとバターのソースではなく、今回はゴルゴンゾーラのソースです。濃厚なゴルゴンゾーラが癖になる味わいです。マスカルポーネたっぷりのティラミスも引き続きご用意しています。
チーズ好きの方は、ぜひご賞味ください。
Happy Valentine's Day! バレンタインデーも元気に営業しています。
直売所に並ぶ美味しい地物のフルーツは、意外と旬の短いものが多くて、時期を逃すと一斉になくなってしまいます。
もうなくなってしまうかも・・・という恐怖心から(?)ついつい買いすぎてしまうのですが、
そのままサラダなどに使用する分以外は、できるだけ新鮮なうちに加工するようにしています。
プルーン、桃、すもも、ネクタリン、イチジク・・・これから美味しいフルーツが次々旬を迎えるので、
初夏の安曇野は保存食作りで大忙しです。
先日、お客様からいただいたハーブ。
どれも柔らかくて美味しいのはもちろん、本当に香りがよくて癒されます。
ありがとうございました。

今日は1日中、雪のような雨のような微妙なお天気で、
まだまだ天気予報の雪マークにハラハラする毎日です。
とはいえ、クラシコ周辺の雪はほとんどとけました!
信州のりんごは、もうあまり見かけなくなってしまいましたが、
西の方から甘みののった柑橘がたくさん届きました。
ありがとうございます。
季節のサラダに大活躍です。


メニューのお知らせ
<デザート>
イチゴ、カスタード、サクサクパイのミッレフォーリエがスタートしています。
2月に始めたティラミスは、大好評なので3月いっぱいくらいまで続ける予定です。
<パスタ>
ガルガネッリ(手打ちのマカロニ)は引き続きご用意しています。
和牛のボロネーゼが2〜3日中にメニューに登場する予定です。
じっくり煮込んだ和牛の旨みがギュッと凝縮されたミートソースは、この時期のおすすめです。
手打ちのタリアテッレを合わせます。お好きな方は、ぜひお試しください。
先日のデザートに続き、今度はパスタメニューのご紹介です。
地物のほうれん草と自家製リコッタチーズを詰めたラビオリが本日で終了です。
代わりにパスタメニューに加わるのが、ガルガネッリ。
ニョッキ用のボードを使って、ひとつひとつ手作業で丁寧に作っています。
新鮮な安曇野の卵と小麦の風味が抜群で、コシが強く歯ごたえのあるクセになる手打ちの生パスタです。
今回は、定番のボロネーゼではなく、タコと豆のピリ辛のトマトソースと合わせます。
溝の部分にソースがよく絡んで、ついつい食べ過ぎてしまいそうです。
こちらはゴールデンウィークくらいまでお出しする予定ですので、ぜひお試しください。




さらさらの雪が舞っていた今日の安曇野。
2月の大雪の日のことが一瞬頭をよぎり、ドキリとしましたが、路面の雪もすぐに解けてホッとしました。
クラシコ奥の道も無事開通。車での通り抜けも出来るようになっています。
まだまだ朝晩の寒さは厳しいですが、少しでも小さな春を感じられるような料理をと思い、
一部、春のメニューをスタートしました。


南イタリアはプーリア州の伝統食「オレキエッテ」です。
春の青菜をたっぷりとあわせます。
それに伴い、「ほうれん草とリコッタチーズのラビオリ」「信州産の鹿肉料理」は本日で終了です。
また来年、山麓の紅葉が終わる頃にお出しできればと思っています。
安曇野の春は、もうすぐそこ。(ですよね?)
ふきのとう、よもぎ、たらの芽、こしあぶら、こごみ、山ウド、いらくさ・・・
春の山菜の芽吹きが、本当に待ち遠しいです。
季節のサラダに使用しているドレッシング。
オリーブオイル、塩、胡椒、赤ワインビネガーで、とてもシンプルに仕上げています。
クラシコのドレッシングや料理に欠かせないワインビネガーは、すべて自家製です。
3年ほど前からマードレ(酵母)をかけ継いだ、バルベラ(赤ワイン)とアルネイス(白ワイン)の2種類。
(安曇野へ引っ越してくるときにも大事に抱えて持ってきました!)
フレッシュな自家製ビネガーは、加熱処理を一切しない生きたお酢。
ぶどうの果実のフレッシュな香りや風味が、安曇野の野菜とフルーツたっぷりの「季節のサラダ」にぴったりです。
体にも良さそうですね。
昨年、安曇野のりんごの絞り汁からりんご酢作りも始めましたが、
半年たって、ようやくりんごらしい甘い香りとまろやかさが出てきました。
どんな料理に使おうか、現在思案中。
ビネガー作りが大好きなシェフは、ナイアガラやコンコードなど、
信州で栽培されているぶどうを使ったビネガーにも挑戦してみたいようです。
ただ、この時期はビネガーを育てている食料庫の温度が低いので
熟成のスピードもかなりゆっくりになってしまいます。
暖かくなったら、色々なお酢を新たに仕込んでみようと思っています。



少量ですが、イタリアから「黒トリュフ」が届きました。
ピエモンテ州を代表するパスタ「アニョロッティ・ダル・プリン」に
たっぷり削ってお出しする予定です。
ランチ、ディナーを問わず、いずれのコースでもプラス500円です。
期間、数量限定となります。
ここ安曇野でも、松茸、アミタケ、ナラタケ、コウタケ、コムソウなど、
さまざまなキノコが出始めています。
トリュフも雑キノコもどちらも甲乙つけがたく本当に美味しいものですね。